東京オリンピック2020が延期の様相を呈してきましたね これからの調整が大変ですね。日本の底力期待してます!
さて、以前facebookに載せた下記の投稿は1964の東京オリンピックのトピックでした。
20世紀最高峰で、Max Schlossberg のトップスチューデント、そしてLAのスタジオトランペットプレーヤーの中心的存在でもあった 『MANNIE KLEIN 』 この名前にピンと来ない人は、映画「リオブラボー」での彼の素晴らしいトランペットバラード、そして数々の録音を(クレジットされていないものもとても多いのですが)聴いてみてください。マニーについては、クラシックからジャズまでの幅広い録音や演奏実績、人柄などあまりにもエピソードが多過ぎてここでは到底書けません。
そこで飛び切りのエピソード なんとマニーが1964年東京オリンピック陸上競技スタジアムで一般客に混じってトランペットを吹いていたんですね、そこを市川崑監督のカメラクルーが偶然捕らえていたんですね。それがドキュメンタリー映画として残ってるんです!
見つけた時は目ん玉飛び出るくらいの驚きでした。
マニーはゴードンとも仕事仲間で大親友だったので、毎年のようにCGブラスキャンプに駆けつけてくれていました。私はその度に彼の演奏を聞いたりアドバイスを受けたりと至福の時を過ごしました。マニーのプレイは無重力のように、まるで力が入っていない異次元のものがありました。こんな感覚を受けたのは後にも先にもマニーだけです。ユダヤ系移民の子供だったマニーは幼い頃とても貧しかったようですが、マニーの才能を見抜いたMax Schlossberg が無料でレッスンを行っていたエピソードも容易に頷けます。
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