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バテない金管 8

練習中や本番中にバテを軽減する方法として即効性があるのは、“こまめにマウスピースを唇から離す”ことです。 何だ、そんなことか!と思うかも知れませんが、案外休みの時もマウスピースを唇にあてたままにしている奏者を多く見かけます。その状態では血流が悪くなり、唇が疲弊してしまいます。これがバテの一因となるので、譜面に全休符を見つけた時はもちろん、短い休みの時も意識してマウスピースを唇から離す  たとえ5秒間離すだけでも血流が戻って来ます。唇が常に柔らかくフレッシュな状態に保たれていると、うまく振動してくれるので唇への負担がかなり軽減します。小さなことですが、まさに、クラークの言う「練習は壊すのではなく、作り上げて行くものだ!」に通じます。この技が意識せずに習慣となるには根気良く実行する必要がありますが、一度身に付くと頼もしい武器になります。

ただ、マウスピースのセッティングに時間がかかる奏者には困難なことなので、出来ればマウスピースを唇にあてたらパッと吹くことを習慣にすることをおすすめします。

参考資料 賢いトランペットプレーヤーの渡世術



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© 2020  Masashi Sugiyama

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