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バテない金管 3

様々な要素を同時に訓練することが前提だが、まず最初に考えるべき事は何か? 

車に例えると、どんなに性能が良かったり高価な車でもガソリンや電気がないと走れないように、奏者にとっての燃料はエアー!

まず、リラックスした良い姿勢で大きく息を吸ってタンクとなる肺に十分な息を入れる。そしてタンクが潰れないように良い姿勢のまま吹く。良い姿勢でいれば呼吸をつかさどる胸と背中の筋肉は、それらが自然に持っている機能を適切に発揮するように働いてくれる。肺活量云々ではなく、効率良くエアーを移動させる機能が大切。

これらを頭において練習していくうちにエアーパワーが育って行く。エアーパワーをコントロール出来るようになることで長時間演奏してもバテない奏者に成長して行く。ここで強調したいのは、エアーパワーとは演奏するために必要な息の力であって、力任せに力んで吹くことではない。

参考資料 金管演奏の原理とその考察




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​Brass Educator

© 2020  Masashi Sugiyama

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