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トランペットのシルバープレートについて思うこと

  • 執筆者の写真: Masashi Sugiyama
    Masashi Sugiyama
  • 3月15日
  • 読了時間: 1分

アメリカの友人プレーヤー達を見ると圧倒的にラッカーを使用している人達が多い。日本ではシルバーの楽器を使用する人達の割合が高いようだが、この現象についてはBachの工場長が「日本からの発注はシルバーが多いことに驚く」と言っていたことからも伺えたりする。

シルバープレートの楽器については、ラッカーに比べて固く締まった感じがする、プロジェクションがある、また窮屈、表現の幅が狭いなどとラッカーに比べて分がない感じだが、私には、プレーヤーでありクラフトマン、そしてMS ブラスキャンプ楽器ケアの講師でもあったラリー・スーザ 氏の以下の言葉が印象に残っている。


『ラッカーの響きは自分を包んで前に行く感じがする、一方でシルバーの響きは前にだけ行く感じがする。しかし、シルバーでも“稀”に自分も包んで前に行く響きを持った楽器がある。そうした楽器はとても良い楽器だと思う』





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© 2020  Masashi Sugiyama

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