【金管演奏の原理とその考察】
今日の膝打ちポイントはのP.20 ボウミール・クリルについて。
ここには、クリルがテクニック、音域など全てが一流で、いかに優れたプレーヤーだったかが記述されています。
中でも、ペダルトーンに関しては当時右に出る人がいなかったと言われています。
しかし、この最高のコルネット奏者と言われたクリルが、師事していた先生からプレーヤーとしてこれ以上ない酷い言葉を浴びせられ、辞めてしまえ!とまで言われたことがあったとは驚きです。詳しくはP.36〜37「有害な態度」をご覧ください。
テクニックの権化として君臨したクリルですが、このグノーのSing Smile Slumber(1904年録音)では、リリカルでロマンチックな演奏を披露しています。
コメント