写真のルーティーンはゴードンの直弟子達にとって聖杯ともいえる物で、ゴードン自身がラスベガスのショーの仕事をしていた時に自身のコンディションをトップシェイプに保つために行なっていたルーティンです❗️
これはラスベガスで活躍していた極僅かのリードtp達に密かに渡されていました。今更ですが、当時のショーは1日に2~3回一年を通じて休み無しでした。その激務を10年以上続けていったプレーヤー達の耐久力、音域、サウンド、正確さ、パワー.....。当時私はLAのスタジオミュージシャンをはじめ、数多くのビッグバンドを生で聞いていましたが,その耳を持ってしても、当時のベガスのプレーヤー達の能力には尊敬を通り越して畏敬の念と言うか,怖さを持ちました。そこには 吹けるor 吹けない、こなせるor こなせない、という潔い男達の世界がありました⁉️ そこには奏法などと言う抽象的なものはまったく無く、在るものは具体的な日々の高度なルーティンでした‼️ 私は2年前にLAに行ったお陰で、聖杯とも言うべきこのルーティンにやっと辿り着くことが出来ました。これを手に入れるまでに40年程かかったという事になります(^_^;)
右の写真は1981年撮影。左はシーザースパレスのリードtpだったマイク・ポールソン、右はフラミンゴヒルトンのリードtpだったカール・リーチ。そして真ん中は発展途中の軟弱な私(笑)
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